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肥満と喫煙が大敵

2012年11月15日 毎日新聞夕刊から「Dr.白澤 100歳への道」

長寿遺伝子の活性化

長寿の研究では今、最も注目されているのはサーチュイン遺伝子とテロメアDNAである。
若い頃は日焼けをしてもすぐ元に戻ったのに、最近はシミになる▽疲れが取れなくなった▽けがや風邪が治りにくくなった・・・。いわゆる老化現象は本来、再生されるべき遺伝子がテロメアDNAが磨り減ったために再生されなくなって引き起こされる。
 テロメアとはギリシャ語で「末端部分」。染色体の先端にあり、特殊なDNA配列を持つ保護キャップのような領域で、細胞分裂のたびに短くなっていく。テロメアがあるうちは遺伝子が傷がつかないが、細胞が何回か分裂してテロメアが尽きると遺伝子に傷ができる。そうすると細胞は増殖できず、老化して、やがて死んでしまうのだ。
テロメアが「命の回数券」と呼ばれるゆえんだ。

長い間、このテロメアの再生は無理だとされてきた。ところが、長寿研究で有名な米マサチューセッツ工科大学のレオナルド・ガレンテ教授が発見した長寿遺伝子サーチュインにテロメアがすりへるのを抑える働きがあることが分かった。サーチュイン遺伝子は、酵母など単細胞から哺乳動物まで種を超えてもっており、ヒトには7種類のサーチュイン遺伝子がある。

 ロンドン大学の研究によると、ロンドン在住の18~76歳の女性1122人のテルメアを調べたところ、肥満の人はそうでないヒトに比べてテロメアが平均8年分も短く、たばこを1日1箱10年間吸い続けた人は、非喫煙者に比べてテロメアが2年分短かった。

 すなわち、サーチュイン遺伝子をオンにしてテロメアを長持ちさせるには、肥満と喫煙を避けることだ。
我々の日常生活の中に長寿遺伝子活性化のスイッチはあるようだ。

(白澤卓二・順天堂大大学院教授)
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