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脳のメタボ!!

2013年2月7日毎日新聞夕刊記事~「Dr.白澤 100歳への道」

脳のメタボ

脳がメタボ状態に置かれると脳の機能がどうなるのかは、これまでよく知られていなかった。
 内臓脂肪がおなかに蓄積された場合には、脂肪細胞が炎症にかかり、インスリンというホルモンの効きが悪くなる「インスリン抵抗性」状態に陥る。このインスリン抵抗性がさらにやっかいな認知症を引き起こす可能性が指摘された。

米ペンシルベニア医学部のスティーブン・アーノルド教授(精神医学・神経学)らの研究チームは、糖尿病を合併していないアルツハイマー病患者の解剖脳を使い、神経細胞におけるインスリン抵抗性を調べた。

 アルツハイマー病で特徴的に観察される脳のシミである老人斑は、記憶をつかさどる海馬に出現する。
その結果、海馬の神経細胞が死滅して記憶障害を起こすことが知られている。

まるでタイプ3糖尿病

糖尿病を合併していないアルツハイマー病患者の脳では、海馬でインスリンの効きが悪くなっていることが明らかとなった。さらに軽度認知症機能障害の患者の脳を調べると、記憶障害の重症度はインスリン抵抗性に関連していた。脳でインスリンの効きが悪いほど記憶障害が強かったのだ。

上記のアルツハイマー病や軽度認知機能障害の患者は糖尿病を発症していないのに、脳の中が糖尿病を発症しているような病態であることが判明した。

「これまで糖尿病は、インスリンが全く分泌できないタイプ1、インスリンの効きが悪くなるタイプ2に分類されてきた。アルツハイマー病はタイプ3糖尿病とも呼ぶべきものとの科学的証拠が得られた」とアーノルド教授は考察している。

白澤卓二(順天堂大大学院教授)
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